クンチョル
クンチョルとは
韓国式の最も丁寧なお辞儀のことです。
韓国で、
結婚式に参加すると
新郎新婦が両親に
土下座をするシーンを
見かけることがあります。
初めて見たときは
今まで迷惑をかけたことを
両親にわびているのだと
思っていましたが
実は、この土下座はお辞儀であり
両親だけでなく
世話になった恩師や目上に対しても
行ないます。
しかも、よく見てみると
日本の土下座とは違います。
日本の土下座は
頭を地面にこすりつけたまま
許しを乞いますが
クンチョルは黙ったまま行います。
受ける方も静かに受け取ります。
韓国語でお辞儀のことを
「チョル」と言いますが、
正月の名節に行われる
セーベ(歳拝)に代表されるように、
そのやり方にはさまざまな作法かあります。
お辞儀の中でも、
目下から目上に捧げられる
最も丁寧で正式なお辞儀が
「クンチョル」です。
そのやり方は男女によって異なっていて
男性の場合は
立って「気をつけ」の状態から
両手を開いて手の甲を
胸のあたりにもってきて、
お辞儀をしながら正座します。
正座したまま、
左手を上にして
両手を重ねて額につけます。
さらに完全に頭部が床に着くまで
お辞儀をしますが、
このとき、手が床について、
その上に額があります。
それから静かに立ちます。
女性の場合は
片膝をついた形で
ゆっくりとお辞儀をします。
実際やってみた方が
わかりやすいですね。ノ(´д`)
日本人の場合は、何かプレゼントをいただいたり、
何かお世話になると「その節は大変お世話になりました。」と
何回も繰り返しお礼をいいます。
しかし、韓国の方はお礼は1回しかしません。
逆に何回もお礼すると、
また欲しいのか、下心があるのかと勘違いされます。
むやみに言葉を重ねることよりも
1回のクンチョルをすることで最大の敬意を払うことになります。


