韓国の地下鉄
韓国ではソウルで、
1974年に初の地下鉄路線が開業して以来、
釜山、大邱、仁川、光州などの地方都市で
地下鉄が開業しました。
特に、韓国国内では有事の際の避難所として
有効に使えるため地下空間の利用が盛んで、
地下街と共に大規模な路線網が形成されています。
いずれの都市の路線も標準軌で建設されているため
大量輸送が可能であり、ラッシュ時でも
日本ほどの過密輸送は見られません。
韓国では自動車が右側通行であるため、
地下鉄も基本的に右側通行となっていますが、
ソウルの1号線だけは、
日本がつくった国鉄の路線と連結したことから、
日本と同じ左側通行です。
また、公共バスと共通の非接触型ICカード方式の
乗車カード「Tマネー」が導入されており、
携帯電話と一体型の乗車券もあります。
●Tマネー(T−money)
2004年7月1日に発行されました。
「T」は、Transpotation、Touch、Top、Total、Thanks
などの頭文字から取っています。
充填式のプリペイドカ−ドで、バス、地下鉄共通で利用できます。
改札で指定の機械にピッとあてるだけで料金が引き落とされます。
またカ−ドに金額を追加(充電)できます。
またバスに乗り換えた場合は割引サービスもあります。
ソウルメトロ、ソウル特別市都市鉄道公社、仁川広域市地下鉄公社、
韓国鉄道とソウル特別市、仁川広域市、京畿道の路線バスで
使用可能です。
●ソウルの地下鉄
ソウルの地下鉄は、1号線から8号線まで全部で8路線あります。
それ以外に国鉄中央(チュンアン)線、盆唐(ブンダン)線があり、
人々の重要な交通手段となっています。
各駅には番号がつけられ、また各線は、
それぞれシンボルカラー別に色分けされています。
料金は基本900ウォン、12kmまでが基本料金、
以後6kmごとに100ウォンずつ加算されます。
6〜12歳は半額です。
「Tマネー」カードを使うと800ウォンになります。
●各路線
◆1号線:青
天安−餅店−水原/仁川−永登浦−鷺梁津−竜山−ソウル駅
−市庁−鐘閣−鍾路3街−東大門−清涼里−城北−倉洞−議政府−議政府北部
◆2号線:緑 環状線
新村−梨大−アヒョン−市庁−乙支路入口−東大門運動場−往十里−江辺
−蚕室−三成−駅三−江南−教大−舎堂−ソウル大入口−新道林−弘大入口−新村
◆3号線:黄
大化−延新内−独立門−景福宮−安国−鍾路3街−忠武路−狎鴎亭−新沙
−高速バスタ−ミナル−教大−南部タ−ミナル−水西
◆4号線:水色
烏耳島−安山−大公園−舎堂−二村−三角地−ソウル駅−会賢(南大門市場)
−明洞−忠武路−東大門運動場−東大門−恵化(大学路)−倉洞−タンゴゲ
◆5号線:紫
傍花−金浦空港−永登浦区庁−汝矣島−麻浦−西大門−光化門−東大門運動場
−往十里−クァンナル−千戸−上一洞/馬川
◆6号線:茶色
鷹岩循環−ワ−ルドカップ競技場−合井−三角地−梨泰院−新堂−高麗大−石渓−烽火山
◆7号線:深緑
長岩−道峰山−君子−建大入口−清潭−高速バスタ−ミナル−大林−温水
◆8号線:ピンク
岩寺−蚕室−可楽市場−文井−牡丹
○国鉄中央線
竜山−二村−往十里−清涼里−回基−徳沼
○国鉄盆唐線
宣陵−水西−牡丹−宝亭
地下鉄は、新しい路線ほど地中深く潜るようです。
1〜4号線は地下13〜18メートルで、
5〜8号線になると平均25メートルです。
路線同士の交差や、建造物の地下に建設しなければならない
ケースが増えたからだそうです。
しかし、
北朝鮮の平壌の地下鉄は、地下100〜150メートルだそうです。


