おばあちゃんの家 |キム・ウルブン
おばあちゃんの家
出演:キム・ウルブン /イ・ジョンヒャン /ユ・スンホ /ミン・ギョンフン
ビデオメーカー
発売日 2004-03-26
母親に連れられて、ソウルから田舎に住むおばあちゃんの家に来た少年サンウ。読み書きができないおばあちゃんとうまくコミュニケーションがとれず、また不自由な田舎の生活に苛立つサンウだったが、どんなワガママに振る舞っても怒らず、サンウのために一生懸命のおばあちゃんのやさしさに、彼も心を開いていく。
ゆったりとした田舎の時間、みんなが家族と言わんばかりの親切な田舎の人々、そして語らなくても十分に伝わるおばあちゃんの深い愛情が、心にジンワリ染みわたる。おばちゃんを演じたキム・ウルブンはじめ、サンウ以外のキャストはほとんど素人。役作りなしの自然なたたずまいが、この映画を成功に導いたといっても過言ではない。「亡くなったおばあちゃんの深い愛情に感謝する作品を撮りたかった」と言うイ・ジョンヒャン監督。おそらく見た人はみな自分のおばあちゃんを思い出してしまうのでは? 懐かしい思いがよみがえる、心温まる作品だ。(斎藤 香)
飾らない人間描写に感動出来ます。 2004-05-21
この作品を観て、観ている側として、同情・反発・苛立ち・感動・etc...等の感情が湧いてきました。 一般的にあるパターンで、最初は仲が悪いが最後には中が良くなっている、そんな映画の常識を覆しています。人間の考えや気持ちは2週間では変わりません。 しかしそんな短い2週間の間で、わがまま思考の主人公の少年はおばあちゃんの限りない愛と優しさで、気持ちや考えが優しく思いやりのある方向へ向かったかと思いきや、気に入らない事には思いっきり反対する。 "困難な生活の他人を無視できない"、そんな母性本能がおばあちゃんにはあるのでは?とも感じ取れますし、"寂しい時や悔しい時には涙し泣く"という本性を隠しきれない主人公の少年。
そんな脚本家の思い通りに進まない様なシナリオは、忘れていた身近な人からの愛や優しさや思いやりを鮮明に思い出させてくれました。 子供にはまだ理解しがたい我が子を思う気持ち、我が子を育て終えた祖母が孫に伝えたい家族への思いが、この映画の中での数々の生活場面で表現されています。 決して先読みの出来ない物語の進行に、気が付けば観ている人も涙しているでしょう。 そんな映画である"おばあちゃんの家"を私はオススメします。
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