「反日韓国」に未来はない |呉 善花
「反日韓国」に未来はない
呉 善花
小学館 刊
発売日 2001-09
著者の幼いころの夢は「日本に行って、甘いミカンを食べ、温泉に入る…」ことだったという。生まれ故郷の韓国・済州島で食べるミカンはとても酸っぱく、「母は日本のミカンはとても甘くておいしいといっていました」。「また、そのころの韓国には入浴の習慣がなかったので、母から、日本のお風呂や銭湯、温泉の話を聞いてとてもうらやましく思ったものです」。両親から「とても親切な」日本人のことを聞きながら育った著者は、やがて学校で「日本人は残虐で野蛮な民族である」と教えられるようになり、親たちの日本人像はだんだんと消えていく。
韓国の日韓関係史は、近代以前は「野蛮国韓国」と「文明国韓国」の対立、近代以降は「悪なる日本」と「善なる韓国」の対立としてとらえる。とくに、日本の新しい歴史教科書、閣僚の靖国神社参拝が問題になってくると、大部分の日本人は自分たちが韓国で行った非道を自覚していないし、反省も謝罪もしていない、このような無自覚で、良心、良識、正義にもとる日本人に本当の歴史を教えるのが「韓国人の義務である」という意識が、マスコミ、知識人の間に広まっていった。この考えを支えたのは、日本の進歩的知識人の「自虐史観」なのである。
著者自身も強い反日感情をもって日本にきたのだが、これまで教えられてきた「野蛮で残酷な」日本人をどこにも見い出すことができなかった。むしろ、両親や大人たちに聞いていた日本人像がよみがえり、韓国の歴史研究には、実際に日本人が「行ったこと、行わなかったこと」の実証研究と聞き取りが、すっぽりと抜け落ちていることに気づく。そこで著者は実際に、日本統治時代を知る人々を対象に聞き取り調査を行うのだが、日本の一部の歴史教科書に載っているような「従軍慰安婦」や「強制連行」の事実を裏付けるものは何も発見することはできなかったという。
そこから著者は「反日民族主義とはしょせん、普通の人を蔑視する知識人が作りだし振りまいた幻想」にすぎないという結論を導きだす。反日本人意識をより所にして、はじめて存立可能な民族主義であるならば、柳田国男のいう「常民」が語る本当の歴史の前では、消え去るしかないだろう。そのとき韓国人は何に民族のアイデンティティーを求めればいいのだろうか。著者はそのことを深刻に憂慮しているのである。(伊藤延司)
soozzyさんとは違う立場で 2003-05-13
>韓国人が韓国に危機感を持っているのならば、まず韓国人に向かって、
>韓国語で伝えるべきではないのだろうか?まだ事実上の休戦国家の韓国には、言論の自由が保護されているとは言い難い状態です。
実際、『親日派のための弁明』の著者(金完燮)さんも韓国で出版したため災難に遭ってます。
『醜い韓国人』の著者「朴泰赫」さんの時も騒動が起きてます。「親日派」という言葉は、日本ではフレンドリーな語感がありますが、韓国では昔の日本が使っていた「売国奴」くらいの意味でしかありません。
この漢字本来の持つニュアンスをも変えてしまうくらい強烈なものなのです。
soozzyさんの言うように韓国人には理解しがたいというのが普通のようですが、その中心にはこの「売国奴」的な考え伺えます。日本では反日日本人でも言論の自由は保護されています。
この違いを民主国家として考えてほしいものです。
同じく統治されていた台湾と韓国は、日本への印象がなぜこうも違うのでしょうか。この本をステップに『韓国人の反日、台湾人の親日』(黄文雄)
『台湾人と日本精神』(蔡焜燦)をお勧めします。
ちなみに私は在日です。
拍手! 2003-11-12
呉善花さんに拍手します。韓国は世界中で最も反日感情の高い国ですし、強制連行(ほとんどの人が自主的に日本に渡ってきたのです)や従軍慰安婦は売国サヨクが作り出した幻想にすぎません。彼女のような真の歴史を語った韓国人が増えることを期待しています。
非常にわかりやすい! 2004-09-13
この本を読んでハッとさせられたのは、「善政をしく外国人支配下の生活よりも、たとえ悪政の限りを尽くしたとしても同国人支配下の生活のほうがいいなんていう考え方は、庶民のものではありません。そんな考え方は、知識人たちの建前だけのきれいごとにすぎません」という一文でした。 確かに韓国の歴史教科書などを読んでみると、まるで「日韓戦争」が存在していたのかと錯覚を覚えるほどの記述になっており、「朝鮮民族が一丸となって抗日闘争、独立闘争に明け暮れた」といったようなイメージが浮かんでくるのですが、歴史の紐を解いてみれば、それらは事実と異なることは簡単にわかります。※もしそれらが事実であれば、日本は朝鮮半島を放ったらかしにして、中国大陸や南方に進出などできなかったと思うからです。 要するに、「少数の独立派の活動」を、あたかも「民族全体の動き」のように描写しているため、本当の日本統治下の朝鮮人の一般生活がどのようなものであったかということについて、韓国の歴史教科書を見ても詳しくはわからない。著者はこの点を指摘して、「それでは、植民地支配を絶対悪とするだけで、本当の意味の植民地批判は生まれない」として警鐘を鳴らしているわけです。
全体的に文体は簡単なもので、そんなに堅苦しいものでもないので、それほど詳しい人でなくても容易に理解することができると思います。また文章量もそれほど多いわけでもないので、読破するのに苦労することもないと思います。
日韓における「歴史問題」についての理解を深めるためには、一読の価値のある本だと思います。
★★★★★ DATA ★★★★★ 2005-08-16
韓国の日本に対する「優越教育」の誤謬を問う。
二〇〇二年ワールドカップ共同開催を舞えに高まっていた日韓友好ムードは、「教科書」「靖国」問題で消し飛び、韓国全土で反日感情が再燃した。
著者は、韓国政府が民間交流をも禁じたことを徹底批判する。
そして、そもそも日本統治時代にも日本人と韓国人の間には概ね「よき関係」が成立していたことを多くの実例から指摘し、それすら否定する韓国の「反日」は「国をまとめるために教育によって作ったもの」と鋭く分析する。
さらに、「韓国が真に成長するには、この“反日”を捨てることが不可欠だ」と訴える。日韓両国国民覚醒の書。
日韓友好的に 2005-10-14
最近は韓流スターがブームですが
韓国やその他アジアでは、日本人スターはもっと前から既に大人気です。
歴史が関与しない分野では、お互いに友好的です。反日で野蛮で可笑しな言動を振り撒く韓国人は、歴史を知らず、偽りの歴史に洗脳されているのであって、
本当の韓国人は、そういった人たちとは違います。例えば、歴史を知らない韓国人ほど、根拠の無い偽り歴史を信じるのと同じように
日本人では、全く根拠の無い血液型や星座などの占いを信じている人がいます。
そういった一面だけをみれば可笑しな人種のように見えますが、根の部分とは違うということです。著者の言うとおり反日を国のアイデンティティーにしなければ、まとめられない国のままである限り、韓国に未来はないですが
呉 善花さんのような人たちがいるのもまた韓国ですから、これから変わっていけばいいと思います。
さらに詳しい情報はコチラ≫


