姓
2000年11月1日現在、韓国には、286個の姓(帰化した人を除く)と4179個の本貫があります。
これに対して、日本人の姓の種類は、10万とも20万とも言われています。
世界でもっとも姓の種類が多いのが日本人です。
韓国人の姓で、1番多いのが、金(キム)氏で、約992万(21%)で、全人口の約5分の1を占めます。
「石を投げれば金さんに当たる」
「ソウルで金さんを探す(無駄な努力のたとえ)」
ということわざがあるぐらいです。
2番目が李(イ )氏で、約679万(15%)、
3番目が朴(パク)氏で、約389万(8.5%)、
4番目の崔(チェ)氏、5番目の鄭(チョン)氏を合わせると
全人口の半分は軽く越えてしまいます。
こうなってくると、名前を呼ぶときは、姓だけでは区別がつきません。
名前は基本的には、他の誰にもない名前をつけます。
名前を呼ぶときは、姓名一緒に呼びます。
それでは本貫はどうでしょうか。
本貫で一番多いのが、
「金海(キメ)金氏」で、約412万(9%)、
2番目が「密陽(ミリャン)朴氏(6.6%)」、
3番目が「全州(チョンジュ)李氏」です。
1997年の民法改正までは、「同姓同本貫」同士の結婚が許されていませんでした。
特に初対面の男女間では、習慣的に「本貫」も名乗りあったようです。
韓国の方は初対面で、相手のことをよく聞きますが、こういうことも、その原因なのかもしれません。
それでも、「同姓同本貫」同士の事実婚を、選んだカップルもいました。
しかし、世間の無理解、中傷、嫌がらせから、ノイローゼになったり、心中したり、結婚後も厳しい現実に直面していたそうです。
でも、実際の「同姓同本貫」同士がどうかということは疑わしい気がします。
先祖に非嫡出子がいれば、その代からは父方でなく母方の姓になるので、実際の「本貫」でなくなります。本貫を管理している族譜を偽造をしている場合もありますので、「同姓同本貫」といっても実際のところわかりません。


