タクシー
韓国で本当に驚かされるのは車のスピードですよね。
銃の玉のように猛スピードで飛ばすタクシーのことを「チョンアル(銃の玉)タクシー」と呼びます。
斜線変更も自由自在で、韓国内でも問題になっています。
最近では、だいぶ少なくなってきていますが、やっぱり日本人には、そんな心配のない模範タクシーをお勧めします。
タクシーを主に3つの種類があります。「一般タクシー」「模範タクシー」「ジャンボタクシー」です。
●「一般タクシー」
白やシルバーの車体で青の屋根のサイン、庶民がよく利用するタクシーです。
値段は安いですが相乗りすることもあり、乗車拒否されることもあります。
深夜0時〜4時は20%割増されます。
基本料金(最初の2kmまで)が1900ウォン(約190円)、その後、時間や距離毎に100ウォンずつ加算されます。
●「模範タクシー」
黒の車体、2000CCクラスの大型車で、黄色の屋根のサインです。
模範タクシーはサービスも行き届いており、日本語が通じる運転手のこともあります。
一般タクシーよりは値段が高いですが、外国人が安心して利用できるタクシーです。それでも日本のタクシーに比べて、全然安いです。
3年以上のタクシー歴、無事故経歴などを見て、国から許可された人だけが運転できるタクシーなので、
安全で、親切なので安心です。
基本料金(最初の3kmまで)が4500ウォン(約450円)、その後、時間や距離毎に200ウォンずつ加算されます。
●「ジャンボタクシー」
8人乗りの大型タクシーです。団体で行動する時には便利です。
5、6人のグループ旅行などには予約して一日貸し切りで利用する人も多くあります。
基本料金(最初の3kmまで)が4500ウォン(約450円)、その後、時間や距離毎に200ウォンずつ加算されます。
■一般タクシー
●乗り方
自動ドアではありませんので、自分で開けて自分で閉めます。
1人目は助手席に座ります。
方向が一緒の場合、他の客もどんどん乗ってきます。
支払方法は、最初から乗った場合は通常料金を払います。
途中から乗った場合は、乗ったところを始点として
予測される通常料金プラスアルファを運転手の目算で払います。
運転手さんの目算なので、いろいろ要求されることもあります。
●マナーが悪い?
乗車拒否もされます。急におろされることもあります。
運転は乱暴です。マナーが悪いです。
日本よりタクシー料金が安いのは、
タクシー運転手の給料が低いせいです。
以前にもメルマガに書いたように、
韓国では肉体労働は賎しいものとされています。
学歴の高い人の職業とそうでない人の仕事の所得の格差が大きいです。
高学歴の人は、肉体労働を嫌うので、
かえって、高学歴の人の路上生活者も多いそうです。
タクシー運転に限らず、バスの運転手も所得は低く、
生活がかかっているので、何度も客を運ぶために、
スピード違反も多いし、日頃の不満で、
不親切なことも多いようです。
韓国のタクシー会社に勤めている運転手は
月給制でなく歩合制です。
一定額をまず会社に納めて、残りが自分の収入になります。
たとえば、1日当たり会社に納める額が3万ウオンとすると
1日働いて会社に帰ったら、先に3万ウオンを会社に払います。
残った金が運転手の収入になります。
収入は不安定です。不況の影響をまともに受けるので、
タクシー運転手は、いつも長時間、働いています。
急いでいるので、サービスをする余裕がありません。
道を知らない客だと思うと
わざと遠回りして運賃を稼いだりすることもあります。
日本では二種免許がないとタクシーの運転手になれませんが
韓国では免許証さえあれば、タクシーの運転はできるので、
生活に苦しい人が食べていくために
タクシーの運転をすることはめずらしくありません。
一般タクシーを利用する場合は、安いというメリットはありますが
マナーの悪さに嫌な思いをすることもあります。
観光が目的なら、3割増しになりますが「模範タクシー」を
利用してください。
上級者は当然「一般タクシー」ですよね。


